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2012年4月23日月曜日

これで決まりか! J River Media Center / Jukubox





XMPlayの音に驚喜したのも束の間、ソースによっては妙に高域に寄りすぎているのが気になりだした。
シャワシャワしてそれはそれで気持ちがいい音だったりするのですが。

ピュアオーディオやウォークマン用のイヤフォンで何度も無限ループ地獄にハマったことがありますが、PC上の再生ソフトで病気がぶり返すとは思いませんでした...。




J River Media Center

今回のお気に入りはJ Riverという会社が開発運営しているプレイヤーソフトです。
ASIO/WASAPIにも対応。
ライセンスが$49.98で30日間の無料お試し期間が設けられています。

起動直後のJRMC。






名前が示すように様々なメディアに対応していますので、ライバルはきっとiTunesですね。
実際にAndroidやiOS搭載のハードウェアとデータのやり取りができるようです。

リモコン操作もできるという多機能ぶりにはここでは触れません。
小生が興味があるのは「いい音でwaveを再生する」の一点です。

起動してみると案の定ゴテゴテした印象の見た目。
スタート画面がウェブブラウザと化していて、amazonやらwikiやら...。
こういうのはSonyのX-Apliでお腹いっぱいです!







気をとりなおしてOption画面で出力設定。

ASIO経由16bit / 96kHzにてwaveファイルを再生。



おそるおそる音を出してみると、おおおおおお!この音です!
濃密でいて音場も広い。

ついついいろいろな音源を再生してしまいました。
自分のPCからこんな音が出ているのが不思議です。
ソフトウェアの内部処理が64bitということですが、その辺りに秘密があるのでしょうか。

いつまでも聴いていたい音です。
サボリ気味だった大量のCDリッピング作業にも熱が入りそうです。





JRMCのアップサンプリングに関して小生の貧相な環境では、

24bit>音が厚い。それぞれのパートの質感を楽しむことが出来る。反面、空間が音で埋まってしまう。

16bit>これまで聴いてきた印象の音で違和感がない。しかしボリュームを上げないと24bitと比較して耳には寂しい。

といった感じです。

基本は16bitで聴いて、ゆっくり楽しみながら設定を探ることにしよう。





JRMCのいいところは小生が欲しかった2つの機能を持っていることです。

1.音楽データをメモリにロードする機能(オプション>オーディオ設定)。
2.UTF系のファイル名でもリネームせずにそのまま再生できる機能。


「マルチメディアソフト」ということで期待していませんでした、すみません!
音楽を聴くのがまた楽しくなってきました。


個人的な課題としては「使わない動画機能などをいかに隠すか」ですね。




おまけ - JRMCの音を無料で?
 
音はいいけど有料のソフトはちょっと...というのであればJRMCの前身ソフト、J River Media Jukeboxがあります。

外観もオプション設定などもほぼ同じ。デフォルトだとJRMCと同じ"J River"フォルダにインストールされる。


こちらはJRMCのオーディオ以外の機能を削ったようなプレイヤー/リッピングソフトで無料で使えます。

残念ながらASIOやWASAPIには対応していませんし、アップサンプリングもできません。

しかし音の傾向はJRMCそのものです!

出力方式やサンプリング変更にこだわらないのであれば激しくオススメします。

JRMCで音の設定に迷いが生じた時にレファレンスとして使うのもいいかもしれません。


オーディオファンとしては音楽再生だけに特化した"J River Ultimate Audio Player"をぜひ作ってほしいところです、ふぅ。




J River Media Center公式サイト
http://www.jriver.com/

J River Media Jukebox公式サイト
http://www.jriver.com/mj/

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